武道 UKあすなろの会 10月 活動レポート2013/11/05 

2013年10月19日(土) 24回目の東北関東大震災復興応援活動を行いました。

1.概要
■参加者
伊藤孝治、片岡哲二、平田寛之、岩船勇二、岩堀恵介、酒井健次(東京実践塾)
吉原悟、佐田恵子(東京道塾)
梅津國蔵、高萩俊之、小野広暁、大久保 穣(福島実践塾)
藤松信哉、塚越陽二(仙台道塾)

■活動概要
まだ暑さが抜けきらない10月19日、あすなろの会が日頃交流させて頂いている二本松市建設技術学院跡応急仮設住宅自治会の皆さまと、「コスモス祭」を実施いたしました。コスモス祭りの開催前に、旧平石小学校仮設住宅の天野自治会長を訪問し、「季刊 道」をお渡しして、仮設での暮らしの現状をお話し頂きました。

【8:00】JR二本松駅に到着し、ミーティング後にあすなろの会メンバーの車に便乗して二本松の仮設住宅へ出発しました。



JR二本松駅にてあすなろの会メンバーが合流


【8:30】二本松の仮設住宅に到着。福島班と合流しました。



台風にもめげずに残ったコスモスたち




自治会、福島班の皆様はすでにコスモス祭の準備中


鎌田自治会長をはじめ、自治会の皆様から「待ってました」と言葉をかけていただき、笑顔で出迎えて頂きました。

【8:35】福島班は会場設営をし、ほかのメンバーは旧平石小学校仮設住宅へ向け出発しました。




天野自治会長(写真中央)に仮設住宅の暮らしの現状をお聞きする


旧平石小学校仮設住宅で、天野自治会長に仮設での暮らしの現状をお話いただきました。旧平石小学校仮設住宅では定期的にお茶会などの交流会を開催しているそうですが、仮設での暮らしに馴染めず出て行かれる方もいるとのことでした。
東京オリンピックが決まり、オリンピックの建設に人手や資材が取られ、復興作業が疎かになるのが不安と、よく住民の方とお話になるそうです。復興住宅の建設計画もあるそうですが、戸数がまったく足らず、抽選での入居で入れない、またみんながバラバラになるなど課題が山積し、諦めているそうです。仮設住宅の2年での退去は延長になりましたが、もともと2年しか持たない作りの仮設住宅自体にも不安があるとのお話でした。
現在では、周辺の自治会長たちが集まって復興に向けて話し合う「浪江塾」が行われているそうです。

【10:10】二本松の仮設住宅へ戻り、ミーティング、会場準備を行いました。



会場準備


自治会、福島班の皆様の事前準備のおかげでスムーズに会場設営は完了しました。


 
紅葉汁、焼きそば、揚げた鮭のカマなど、たくさんの愛情こもった手料理をいただきました。


【10:35】あすなろの会の実践塾生による実演内容のスケジュール・段取りのすり合わせを行いました。


 
段取りを打合せ


【11:35】コスモス祭第一部交流会スタート、あすなろの会の実践塾生による実演から始まりました。


 
小学生の女の子に、「礼」によって身体が変わることを体験してもらいました


小さな女の子が大人を押し倒す光景に、周りの皆様は感嘆の声を上げておりました。
大人の方にも、通常だと相手と衝突してしまい押すことができませんが、礼をすると簡単に相手を押すことができることを体験してもらったところ、その違いに驚いていました。


 
お父さんも体験してもらいました


【11:55】続いて子供たちのフラダンスショーが始まりました。



子供たちの可愛らしい衣装とダンス




子供たちの先生によるフラダンス




先程の子供たちが衣装を変えて再び登場




鎌田自治会長より子供たちへお礼品の贈答


【12:15】浪江町フラコスモスによるフラダンスが行われました。



浪江町フラコスモスの皆様によるフラダンス


【12:25】プルメリアの皆様によるフラダンスも行われました。



プルメリアの皆様によるフラダンス




最後のダンスはフラコスモスが飛び入り参加して、プルメリアの皆様と合同で踊りました


【12:35】第一部が終了し、第二部の会場準備を行いました。



自治会の方の手作りのステージを設営


【12:55】第二部交流会がスタート。自治会の皆様に作って頂いた郷土料理の紅葉汁、焼きそば、きのこご飯をいただきながら、水原ゆき氏によるボランティアコンサートが開演しました。



鎌田自治会長より第二部交流会開始のご挨拶




あすなろの会梅津さんより乾杯のご挨拶




紅葉汁、焼きそば、きのこご飯、材料のほとんどは仮設のご近所でとれたものだそうです




浪江町出身の歌手、水原ゆき氏によるボランティアコンサート




コンサート後には恒例のカラオケ大会もスタート


【14:25】カラオケ大会で盛り上がっていましたが、雨により会場の片付けを行い、集会場へ移動しました。
集会場で2次会がスタート、それぞれのテーブルで尽きることのない話に盛り上がり、笑いが絶えない交流が続きました。



笑いの絶えない心の交流




中断したカラオケ大会も再開


【17:55】瞬く間に交流会2次会が終了、自治会の皆様との別れを惜しみつつ帰路につきました。

2.さいごに
震災から二年半たちましたが、自治会の皆様をはじめ今も変わらぬ仮設の暮らしが続いており、先の見えない日々を送っております。それにもかかわらず、被災した苦しみや悲しみを感じさせないくらい明るく前向きに生きる人たちと直にふれあい、支援に行っているつもりが逆にたくさんのエネルギーをいただきました。
オリンピックの東京開催が決まったものの、その陰には遅々として進まない復興に不安を抱える人が、まだまだ数多く残されていることを決して忘れてはならないと感じました。メディアは日を追うごとに震災に対する報道をしなくなり、同時に我々の関心も徐々に失われつつあることを日々の生活の中でも感じます。
宇城塾長の言葉が現実になりつつある今、「東北の復興が日本の真の復興」という言葉を胸に、ますます現地での心の交流や一人革命の実践が求められると強く感じました。

東京実践塾 岩船勇二
仙台道塾 藤松信哉
仙台道塾 塚越陽二
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