武道 宇城道塾 秋季合同合宿 レポート2016/09/06 
2016年9月3日(土)、4日(日)、静岡県修善寺にて道塾合同合宿が開催されました。東京、大阪、仙台、熊本、岡山の全国の道塾から塾生86名が参加。2日間、寝食をともにしながらの集中講義では、一人ひとりがじっくりと実践検証の体験を重ね、全員で行なうダイナミックな検証もありました。

今回のテーマとなったのは、「対立から調和へ」。
もともと1つの細胞・受精卵から発生した私たちは、統一体が本来の姿であること。
そして統一体は相手と対立せず、優劣のない「調和」の世界をつくり出すこと。
宇城塾長が示す統一体=調和のあり方は、まさに人間に備わった無限の潜在能力であり、また気を通され、統一体を繰り返し繰り返し体験することで、塾生は「調和」のあり方を身体に刻んでいきました。

宇城塾長に学ぶという共通の目的をもった塾生は、職業も年齢も地域も超えて交流を深め、絆を強くしていきました。




「師を映す」  塾長とサンチンの型を行なうことで、身体に気を通す




サンチンの型をじっくりと稽古できるのも、合宿の醍醐味




がっちりと支えられた棒を、指一本で崩す












同じことを、気を通された塾生が実践する








2016年 秋の合同合宿 記念写真



■(神奈川 会社員 30歳 男性 YT)
今回の合宿で、私の人生観・価値観が大きく変わったのを感じました。
特に衝撃的だったのは、四つん這いの状態で腕と背中を抑えつけられたまま、抑えている人ごと引っ張ることができる検証・体験でした。はじめは数名の方に抑えられ、最終的には数十名の方が連なり、普通では絶対に動かない・動かせない状況でも、宇城先生のご指導で動かすことができ、自分の中の何かが変わったのを感じました。合宿の講義の中で、自分の殻・心のバリアを破るというお話がありましたが、この検証を通じて、これまでの頭や理屈での理解ではなく、身体の感覚で自分の殻を破ることがどういうことかを経験させていただきました。また、検証が終わった後、ただいるだけで周りの人も同じようにできるようになるという宇城先生のお話、実際の検証も大変印象に残っております。

この一連の検証や合宿全体のご指導を通じて、人がもつ本来の力や、自分が良い方向に変われば周りの人にも良い影響が伝わるということ、「一人革命」の重要さや大切さ、その影響力を自分自身の経験・感覚として学ばせていただきました。合宿に参加するまで、職場のチームワーク・和がなく、ギスギスした雰囲気に、どうすれば良くなるか悩み、いっこうに改善されない状況に半ば諦めてしまい、周りを遮断して自分の世界に閉じこもって自己中心的な仕事をしておりました。しかし、今回の合宿で宇城先生にご指導いただき、周りのせいにするのではなく、自分自身が良い方向に変わり続ける、「一人革命」の大切さを身体に刻み込んでいただき、モヤモヤした気持ちが吹き飛びました。

「できるかできないかは自分次第」という宇城先生の言葉をしっかりと胸に刻み、今回の合宿で経験したこと、学んだことを、職場や私生活の中で活かし、自分がもっと良い方向に変わり続けられるように稽古します。
改めまして、今回も貴重なご指導ありがとうございました。




■(福島 公務員 48歳 男性 HO)
今回も素晴らしい合宿でした。本当に濃密な時を楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。
二日間雨予報でしたが、宇城先生と指導をいただいた塾生の生み出すエネルギーが低気圧に勝ったのか、両日とも綺麗な青空が広がりました。ご指導の中で、宇城先生より「我々はファミリー。仲間が困っている時には必ず助ける。何かあれば、いつでも連絡してほしい」とありがたいお言葉をいただきました。これは、東日本大震災、熊本地震、そしてこれからも日本を襲うであろう巨大災害を見越してのお言葉と思います。合宿に参加された塾生の中にも、あすなろ支援の会のポロシャツを着て参加しておられる方が多数おられました。東日本大震災の折り、宇城先生をはじめ多くの塾生の方々の温かいお心を頂いた我々にとって、仲間はみんな忘れていないんだよ、今も備えているんだよ、というメッセージが伝わって来て、本当にありがたく思いました。合宿も回を重ねる毎に、全国の仲間達との絆が強くなり、それに伴い、宇城先生のご指導も深くなっているように感じました。

この二日間、宇城先生と多くの塾生の方々の温かいお心に触れ、感慨無量で、自身の心のエネルギーがフル充電されているだけでも幸せな事ですが、この合宿ではいくつか点で自分の中で府に落ちた、自分が行っていることは間違っていなかったという確信を得ることができました。その最も大きな出来事は、宇城先生が送られる気を身体で感じることができた事です。これまで、宇城先生に気を通されて、身体中が熱くなり、汗が吹き出し、掌が真っ赤になる事象は毎回起きておりました。ここ半年くらい、家で型の一人稽古する際に、下腹と腕の力が抜け、関節が伸び、掌に電気のようなピリピリするモノが流れ、赤くなり、指が震えるようになりました。この合宿中のご指導の中で、宇城先生に気を通される度に、同じ感覚が掌に蘇りました。確信を得たのは、初日終了後に宇城先生がある方に気を通して治療された際、治療を受ける方の背後で気を受け止める役を頂いた時です。宇城先生が気をグッと入れ込むと、私の掌に、表現のできない、物理的とも非物理的とも言えないエネルギーが伝わり、それは自身で感じるピリピリ感の何百倍もの大きさで伝わって来ました。気の尺度を知らない私には、それがどれ程のレベルであるのか計ることはできませんが、宇城先生の額に吹き出す汗を見ると、それはきっと大きなエネルギーだったのだと感じました。この感覚が正しいものであるのか否か、宇城先生とこれからの自分自身しかわからないことだと思います。今は、この貴重な体験を足掛かりに稽古いたします。

次に、心を伴う行動か否かという点です。宇城先生が示される、心(残心)を込めた動作は、端から見ていても、雰囲気と所作が異なります。言葉では伝えられませんが、根底から異なるのです。これは、職場で頻繁に体験する現象です。我々はお客様が満足いただけるサービスを提供できているのか、できなくとも心を尽くして説明し納得していただいているのか。心を尽くさず、形だけを演じている仕事になっていないのか。これを常に自分に問いかけ、仕事においても生活においても自身を律し、心の伴った実の行動をして参りたいと思います。

最後に、一人革命、そして指導者の力です。師の指導により、四つん這いになった一人の人間が、40人もの人間に手足腰を捕まれたままで前に進んで行く。その「できた一人」が前に立ち見守る中では、他の人も同じ事ができるようになる。できない我々を一瞬でできるようにする師。その中の一人一人が己の日常に戻り周囲を変化させる。この連鎖が世の中の構造を変えていく鍵になる。そのように考えます。最初の一人となる人間を変化させる師、そのエネルギーはとてつもない高レベルの愛だと思います。我々は「できた一人」として、そのエネルギーを切らさず己の生活に持ち帰り、家族を、地域のコミュニティーを、職場を変えて行きたいと思います。もはや、既成概念に囚われた世界(組織)と正面から衝突いたしません。変わるのは自分自身。そこから発せられる波動は、言葉を用いなくとも他者に伝わる。この、善き波動を生み出す行動を行い続けて参ります。このように明るく前向きに思えるようになったのは、素晴らしい師と、同じ師に学ぶ仲間たちのお陰です。本当にありがとうございます。宇城先生、そして全国の塾生の皆さま。これからも、どうかよろしくお願いいたします。心より感謝いたします。

ニュース一覧に戻る