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医学博士・池川クリニック院長 池川 明


医学博士・池川クリニック院長 池川 明



命を授かったということは奇跡みたいなもの。 お父さんお母さんが一緒になったから 妊娠するという単純なものではなくて、 すごい命のやり取りの中で最後に命を吹き込まないといけない。 これが多分、エネルギーだと思うのです。

生まれる前や胎内にいる時から記憶があるという「胎内記憶」の研究で知られる池川明先生は、赤ちゃんはしゃべれなくても、目や口や体温でお腹にいる時から、すでにいろいろなことを表現していると言う。その赤ちゃんの声に大人が気づいてあげることがいいお産、そして両親の幸せにつながっていくのだと。

一方、子どもが生まれながらに持つ潜在力を目に見える形で示している宇城氏。

両氏のお話は、子どもの真の成長の邪魔をせず、そのまま育んでいくために、今、大人が何に気づきどう行動しなければならないかを、多々示唆するものとなった。




池川 明(いけがわ あきら)


1954年、東京都生まれ。帝京大学医学部卒・同大大学院修了。医学博士。上尾中央総合病院産婦人科部長を経て、89年、神奈川県横浜市に池川クリニックを開設。「出生前・周産期心理学協会(APPPAH The Association for Prenatal and Perinatal Psychology and Health)」の日本におけるアドバイザー。

 胎内記憶・誕生記憶について研究を進める産婦人科医として各地で講演活動も展開。2016年映画「かみさまとのやくそく ~あなたは親を選んで生まれてきた~」に出演。

著書に、『ママのおなかをえらんできたよ』『おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと』(以上、リヨン社刊・日本版/英語版)『おなかの中から始める子育て』(サンマーク出版)『妊娠と出産』(成美堂出版)『生まれる前からの子育て』(学陽書房)等がある。



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