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大阪体験講習会が開催されました

去る2024年12月1日(日)大阪市の大阪産業創造館にて宇城憲治塾長による大阪体験講習会が開催されました。



当日は遠方の佐賀県からの参加者を含む関西方面を中心とした45名が参加、3時間の熱い実践体験会が繰り広げられました。


体験会の冒頭では、宇城塾長がプロ・アマ問わず、野球、水泳、サッカー、陸上、空手などのスポーツアスリートへの実践指導の様子が動画で放映されました。どんなジャンルであっても、身体が生まれながらに持つ潜在力をフルに発揮させることができれば、これまでとは格段に違った結果を得ることができる、そうした今のスポーツ界にはない根幹の実践指導があるからこそ、多くのアスリートが宇城塾長に学んできたことが伝わってきました。


続いて放映された動画では、今年塾長が行なったハンガリー空手セミナーにおける指導の様子が紹介されました。

動画では、がっちりくんだ大人のスクラムを子どもが簡単に崩せるのに大人にはできない様子、さらに武術空手を学んで来た子供にはできても、スポーツ空手を学んできた子にはできない様子が映し出されました。子どもにできて大人にできないという事実、さらに子どもが自然に持っている力が、スポーツ指導などで蓋をされて発揮できなくなる事実について、宇城塾長は続く講義と実践で詳しく展開していきました。


 


以下に当日の講義の様子を写真と動画でお伝えします。

最後に参加者の感想をご紹介します。



●“常識”が、潜在力を奪っている


スクラムを簡単に倒すことが出来ている12歳の子ども

「腕立て伏せ」を行なうと・・・・・

スクラムを倒せなくなった




●[動画]スクラムを倒す力


スクラムを倒せなかった中学生。

小学生ができるのになぜ・・・・?

宇城塾長が実践で諭していきます。





●[動画] 子ども(4歳) VS 大人3人の腕相撲


人間が生まれながらに持つ潜在力。





●守る力



四つ這いの背中に人が乗り、手を上げることができないが・・・・

腹の下に子どもがもぐり込むと、簡単に手が上がる


 


●[動画]気で潜在力を引き出す ―― 5次元時空を創り出す ――


「出来ない」ことが一瞬にして「出来る」ようになる。

自らの潜在力を知ることから、自己改革は始まります。







 

参加者の感想

 


●大阪 会社員 女性 30代

今回特に印象に残ったことの一つは、4歳の男の子が、腕相撲で何人もの大人を倒すということをしたのですが、その時の男の子の表情の変化です。それまでの表情とは全く違う、見ているだけでハッとさせられるような、真剣な眼差しに変わりました。


また、近く海外の高校に留学するという中学3年の男の子に対しての先生のご指導も印象に残りました。


その子の自らやりたいと手を上げる大胆さを受け入れながら、その子に必要な謙虚さや素直さを、言葉ではなく、実際の体験を通して諭され、その子の表情もどんどん変わっていきました。


「強くなるにはどうしたらいいと思う?」という先生の問いに、「心が大事」「やさしくすること」と彼が自ら答えを出していました。先生がTeachingではなく、Education(引き出す)とおっしゃいますが、まさにそれを目の前で見させていただきました。講義の最後に、その子がいたことで、講義の内容を少し変えた旨を先生が仰っていましたが、このような体験講習会も、毎回の道塾も全て、先生がその場の人に合わせて、本当に


一期一会のかけがえのない講義をしてくださっているんだなと、今回参加できたこともありがたいことだと改めて思いました。


自分の3歳の娘も、気を通された人が周囲の人を、思いだけで動かす体験に一緒に参加し、みんなと一緒に動かされると、声を上げて喜んでいました。先生の気のスピードを体験できることは、大人以上に子どもにとって貴重であり、普段にない感動を呼ぶものなのだと感じました。


子どもたちが今ある本来の人間の可能性や力をそのまま発揮できるかどうかは、大人の自分たちが勉強し、謙虚になり、先生が示してくださる調和の方に、少しでも向かおうとし続けることだと、改めて感じさせていただきました。



●佐賀県 男子 12歳

今日はスクラムをおすところをしました。宇城先生が「前に、前に」と言ってくれて意識しておすことができました。立っているときにふらふらしていたので、次からは学校や家などでふらふらしないようにしようと思いました。



●佐賀県 男子 14歳

いろんな種類のスポーツ選手を教えていらっしゃったのが空手とどのような共通点があるのか、最初はわからなかったけど、人にはもともとある能力が発揮されてないということ知り、発揮するためのツールとして空手があるのかなと感じました。


空手でも人を倒したり、けったりする空手があるけど、宇城先生の空手は正直次元がちがうと感じました。特に今回体験できたことが大きかったです。机を持ち上げて、小さい子がしたら動くのに自分や大人がしたら動かなかったのが不思議だったし、小さい子の力はすごいと感じました。


他にも腕相撲のとき、大人の人は「できません」「できないでしょ」と固定観念があったように感じたし、自分もそうでした。だけど小さい子はとりあえずやってみようという感じだったし、腕相撲のときは目の色が大人と違うものを感じました。


こういうのが「気」というものだと思いとても興味深かったです。人にはもっと能力が引き出せるという証明だったように感じました。なので自分も今少しずつ大人になっているので、そういう小さい子から学べることは学び続けていきたいです。



●佐賀県 学校職員 男性 49歳

宇城先生をはじめ、この体験講習会の準備をされていた大阪の方々、スタッフのみなさま、本当にお世話になりありがとうございます。昨年に続き、子どもを連れての参加となりましたが、自分自身、たくさん学ばせていただいたと思います。更には、子どもたちにとって大きな学びになったのでは、と思います。


私自身、家で息子たちに宇城先生の話をしたり、DVDを見せたりするのですが、「百聞は一見にしかず」、実際に宇城先生にお会いしないとわからないこともあろうと思っていました。まさしくその通りで、実際に宇城先生を見、宇城先生の話を聞くことで息子たちの顔つきが変わったのを感じました。また、実際に宇城先生に触れ、実践をさせていただき、「百見は一触にしかず」、宇城先生の気の一端を感じることができたのではないかと思います。


また、自分の息子と同じくらいの少年や大学生の野球部の学生さんに対し、宇城先生は厳しくも暖かい指導をされていたのがとても印象深かったです。これから留学する少年に、海外で生活する中で、彼の命と尊厳を守るためにあえて厳しさをみせられたのだと感じましたし、学生さんには、社会に出る若者に対し、野球だけではないとても重要なことを伝えられたことだと思いました。どちらも若者のこれからの未来のために指導をされていて、そのような先生のお姿や、若者たちの態度の変化などを見ることができたのはとてもよかったです。また、私も実が引き締まる思いでしたが、私の子どもたちも、その姿をみて身を引き締めていたように感じます。


色んなお話もしていただき、帰りの電車で息子が大谷翔平選手の「ゴミを拾う」話について特に印象が残ったらしく、「自分も学校の行き帰りにゴミを見つけることがあるけど、急いでいたりしてゴミを拾わないと、何となく心がモヤモヤとすると言っていました。宇城先生のお話で気付いたそういう部分をこれからも行動に移せるようになってほしいと思いましたし、自分自身も息子が見ていても見ていなくてもゴミを拾ったりして、「お天道様が見ている」という心を忘れないようにしないといけないと思いました。


会場で先生の本を購入して宇城先生より「絆」というお言葉を書いてもらいました。息子たちがこれからも家族、友人たち、これから出逢ういろんな人々と「絆」を大切に生きていってほしいと思いました。本当にありがとうございました。



●奈良 公務員 男性 35歳

本日、親子で参加させていただき親の行動力は子供に寄り添うことで発生しているものとあらためて実感いたしました。また同じ講演会に参加していた子どもの変化を見て、言葉では説得できない表現力が武道にはあることを目の当たりにしました。日常の行動、考えさせること、改めるべきこと、たくさん感じました。本日はありがとうございました。



●兵庫県 教師 男性 38歳

心の持ちようが相手に伝わり、相手の反発や協力など、物事を動かす力になると感じました。とても新鮮な気づきでした。ありがとうございました。


●奈良県 教師 男性 44歳

昨日は、大阪道塾体験講習会にてご指導いただき誠にありがとうございました。普段から道塾でご指導いただいていますが、今回は様々な実証を体験させていただき、まさに「百聞は一見に如かず、百見は一触に如かず」で自分にとって子どものエネルギーを感じることが出来る貴重な学びの場となりました。


列を組む、腕相撲をする、子どもの力は純粋で何のひっかかりもなく、自分が子どもの勢いに身体が持っていかれるような感覚を体験出来ました。一方、大人の力はひっかかりがすごく、列で押されても、腕相撲をされても、相手に負けまいと勝手に身体が反応してしまいました。

小さい子どもたちは、出来たことを真っ直ぐな心で捉え、さらに挑戦しようとします。自分の知らない潜在能力に気づくからです。


冒頭、宇城先生からこんなお話がありました。「子どもには出来て、大人には出来ない。潜在能力を引き出す。」ここに教育の原点があり、我々教員が気づかなければいけないことだと強く感じます。


体験講習会では、普段の道塾とは違い子どもの様子を見ることが出来ます。出来た事実を目の前に子どもたちが輝く、自ら進んで実証に参加する。その様子を見て、自分が現場に戻ったときにも目の前の生徒達もそんな風に導いていきたいと思う貴重な機会と感じています。


今回私は、同僚の教員(23 歳で、たくさん実証にも参加させていただきました)とともに参加させていただきました。当然ですが、有り得ない光景に「整理がつきません」、「今まで経験した事がありません」と話していました。でも、その先生の表情が活き活きとしていました。


学校現場では、子どもたちの課題に対して根本的な解決策はなく、閉塞感が漂っています。一人でも多くの先生方に宇城先生とつながってもらい、先生方に教員として希望、やり甲斐を知って欲しい、感じて欲しいです。そのために体験講習会などの機会を大切していきたいと感じました。





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