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人間の潜在能力 気の開発メソッド<初級編>



武術空手の知と実践

人間の潜在能力 気の開発メソッド

<初級編>

統一体・身体脳の開発

著者   宇城憲治 定価    2,000円+税

ISBN    978-4-900586-96-3

判型/分   B5判 168ページ

発売日   2008年5月20日






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不可能が可能になる体験にこそ「気」の真実がある
本書では、すべての人間がもつ、人間の活力源「気」をどうしたら感じ、また気を感じるとどう身体が変わっていくのか、その具体的なプロセスとメソッドを紹介しています。 第一部では、身体に気が流れる統一体になるにはどうしたらいいかが詳しく解説されています。頭脳ではなく〝身体脳〟を使うこと、〝部分体から統一体〟になること、そして筋肉ではなく〝細胞を使う〟ことなど、日常の身近な動作を例に写真とともにわかりやすく提示されています。また形、呼吸、意識という気を流す3つのメソッドや、無力化へのプロセスにどういう段階があるかなどが解説されています。 第二部では、自身で気を流すのではなく、宇城氏から気を送られ一時的に完全な統一体になることによって、どのような変化があるかを実践事例をもとに紹介されています。宇城氏の気の世界が、これまでの常識をはるかに超える世界であること、その一端が感じ取れる構成になっています。
 

目 次

【第一部】 気を流す

第一章 身体に「気」を流す三原則  ―身体脳・統一体・細胞― (Ⅰ)頭脳から「身体脳」へ (Ⅱ)部分体から「統一体」へ (Ⅲ)筋肉から「細胞」へ

第二章 身体に「気」を流す三つのメソッド ―形・呼吸・意識― (Ⅰ)形で変わる  (1)礼でかわる  (2)正しい作法で変わる  (3)伝統的な型で変わる (Ⅱ)呼吸で変わる   呼吸(口を「ぱっ」と開ける)で変わる (Ⅲ)意識で変わる  (1)体内意識で変わる  (2)目でとらえる 耳でとらえる  (3)心でとらえる (Ⅳ)復活メソッド

第三章 無意識化へのプロセス ―意識から無意識へ― (Ⅰ)無意識化へのステップ (Ⅱ)非日常から日常へ (Ⅲ)調和と衝突

【第二部】 気を活かす 第一章 「気」の感知と実践 (Ⅰ)思考の深さ (Ⅱ)宇城流「気」の本質

第二章 不可を可にする稽古法の革命・「気」

第三章 人間の活力源・「気」

【付 録】 身体に「気」を流す体操――宇城式統一体体操

 

編集者より

本書は、著者である宇城憲治氏が主宰する「宇城道塾」の参考図書にもなっています。本書で学ぶことにより、多くの塾生がそれまでの自分よりも飛躍的な進歩、成長への一歩を踏んでおり、その様子は本書に掲載した受講者の感想文に詳しいので是非ご覧いただければと思います。「気は、自分のなかにもともとあるものである」というその気づきに、多くの塾生が希望をもつ様子が伺えます。

著者のメッセージ

今の日本の最大の欠点は、心を頭で働すことができると思っていることです。頭も脳も60兆個の細胞の一部にすぎません。頭より先に働くのが心、気持ちのあり方です。まさに病は気からです。 気持ちのよい時、嬉しい時の心は細胞が活性化し、元気のエネルギーが自然と湧いてきます。人間誰もがそうした素晴らしい細胞をもっている。しかもそれを自分次第で活性化できるという希望があるのです。それなのに私たちは頭脳を偏重するあまり、その可能性をストップさせてしまっています。本書で是非そのことに気づいてほしいと願っています。

 


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