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宇城道塾 2018年度 秋季合同合宿が開催されました


去る2018年9月1日(土)、2日(日)、宇城道塾秋季合同合宿が静岡県修善寺で行なわれました。

道塾の合同合宿は、年2回、全国の塾生が一堂に会して行なわれる合宿です。 秋季合宿には、東京、大阪、仙台、熊本、名古屋の各クラスより94名が参加。宇城塾長と寝食をともにする2日間にわたる講義実践を体験しました。


合宿では、統一体であることが人間にとっていかに大事であるかを、様々な検証を以て繰り返し、実践で体験していきました。

呼吸が通り心が伴い、統一体となることで、掴まれたり極められたりしても自由自在に動くことができる。しかし、「やろう」としたり、心が伴わなかったり、意識を固めて孤立したりすることで、身体は持てる力をまったく発揮できなくなる。―― これとまったく同じことが、日常の何気ないふるまいで起きています。

ますます混迷を深める不安定な時代を生き抜くには統一体であることが必要です。 統一体であるためには、日常から所作ふるまい、心のあり方を改めるとともに、今の常識を大転換させること、すなわちパラダイムシフトを迫られていることを、塾生は実践検証によって身体で感じていきました。

身体の強さ・重さが、座り方によって変わることを検証


体育座りをすると・・・・


持ち上げられてしまう


正座をすると・・・・


しっかりと立つことができ、持ち上げられれない


「感謝の型」として指導された統一体をつくる基本、呼吸法


呼吸法を行なって、一列を押す


身体の呼吸が通っていると一列と衝突することなく、軽々と動かすことができる


統一体をつくる宇城サンチン


正しく練られた サンチンが発揮する調和力を示す塾長


がっちりと腕を掴んでいる10数名 を、簡単に崩してしまう


気の通った身体の強さを検証


手指での引き合い

身体の大きな相手に引っ張り込まれてしまうが・・・・


塾長に気を通されると・・・・



相手を 簡単に引っ張り込むことができる


女性の場合も同じ

塾長に気を通されると・・・・


簡単に大きな男性を引っ張り込むことができる


塾長による例




宇城道塾  2018年秋季合同合宿記念写真

以下に合宿に参加した塾生方の感想を一部紹介いたします。

2日間で得た気づきや課題にどのように取り組んでいくか。道塾の学びは、講義・実践が終わってからさらに深まっていきます。合宿での体験が、塾生それぞれに大きなエネルギーを湧かせていることが分かります。

●山口 教員 33歳 男性 SA

この度の合宿では、急速に劣化が進む現代日本のお話から、その中でどのように私たちは生きていくのかを宇城先生の様々なお話や体験を通して、ご教示していただきました。統一体で生きる先生のお姿や実践の数々、塾生皆さまとの気による体験を通して、自分の人生を生きる上で、統一体の全てと調和し、桁違いの変化による感動は、私にとっても物凄いエネルギーを与えてくださり、感動の連続でした。

初日講義を拝聴しながら、今までの自分が何事にも欲を出し、日常に起こることに対しての謙虚さを欠いていたと反省しました。先生から学ぶからこそ、自分の日常で起こることは私自身への地球や宇宙からのメッセージであり、部分体化している私をあるべき姿に戻そうとする働きかけであり、そのような謙虚さで先生が体験させてくださった統一体とその調和した世界に進みきっかけとこれからしていこう、そう思う新たな自分を発見できました。

白板に書かれた感謝の型や宇城サンチンという文字が目に飛び込んできた時、この偉大な調和の世界で生かされていることが何よりの幸せだと感じました。8人組となり、1人が7人の列を押してもビクともしない。感謝の型をすると列が動いたという事実。二人一組で、気を通されて自在に投げができたり、相手の背中に衝突することなく、指が入っていった調和の感覚。後ろから急に羽交い締めにされ、身体と心が硬直していたのが、気を通されて臆することなく投げれたこと。先生の身体に触れて、塾生みんなが一体となって渦のように回転したこと。先生の背中から感じる、物凄いオーラ。どの体験もどのように人生を歩むのか。人間として生きることは、こういうことなのだという先生の桁違いのメッセージが身体に染み渡っていくようでした。

先生が講義の中で、今回体験させていただいているのは、次のステップに進むためのほんの一部に過ぎない。まだまだ先がある。無限であると言われました。劣化の道を辿るしかない部分体の世界とは違い、統一体の世界はなんと素晴らしいのか。相手を活かす活人剣の境地をこんなにたくさんの検証を通して、体験できる道塾合宿は本当に最高の合宿であり、師の下で共に進む仲間との絆は、人生の宝物です。

この度は新しく参加された方が20名近くと多く、その出会いも大変嬉しいものでした。先生が私たちの身体に与えてくださった、この調和の感覚を源に自分の日常でも調和の輪が広がり、新たな出会いと気付き、学びを得て、パラダイムシフトができるよう、先生のお姿を映していきたく思います。 宇城先生、道塾事務局の皆さん、そして塾生の皆さま、この度も素晴らしい時間を本当にありがとうございました!宇城先生と皆さまからたくさんのエネルギーをいただき、元気がいっぱいとなりました。先生の調和のエネルギーが自分の日常で周囲に伝播していくよう、一人革命に邁進いたします。この度も本当にありがとうございました!

●東京 会社員 27歳 男性 SM

今回の合宿もありがとうございました。帰り道、心も身体も活力に満ちている自分になり、自然と幸せな気持ちが湧き上がってきました。同じく、参加者の皆さんのお顔が本当に晴れやかになり、充実感に包まれている様子を見て、優しい気持ちになりました。あっという間に過ぎた濃密な時間でした。本当にありがとうございました。

普段の道塾よりも長い時間をかけて、意識で何かをしようとする部分体の状態と、相手と調和したときの統一体の違いを何度も体験させていただきました。意識でやると相手との空気が止まっているのが、統一体だと身体の動作に先んじて目に見えないエネルギーが働き、大きな流れの中にいることが心地よかったです。

繰り返し、違いを感じさせていただいたことが身体に必ず残り、これからの指針になってくれると確信しています。同じ検証をしていても、以前とは感覚が違っていたり、気づくポイントが変わったりするのは不思議ですが、先生が私たち塾生の状況を見て指導を変えてくださり、常に必要なものを必要なタイミングでご指導くださり、上には上がある、きりがない、ということも同時に示してくださっているのだと思います。もっとメモリを細かくセンサーを繊細にできるよう、心を起点にした行動、言動を重ねてまいります。

「あなたに感謝、皆さんに感謝、天に感謝、地に感謝」という呼吸法のご指導では、アジアに広がることを見据えて、というお話があり、常にアップデート、進化・深化していらっしゃる先生のご指導に畏敬の念をさらに深くしました。柔らかい空気に包まれて、列を押す前から全体で一体になるような、身体が変わり、雰囲気が変わり、溶け込む心地よい状態が最高でした。

また別の、両手で肩を押さえる姿勢の検証で、自分でまっすぐの姿勢だと思っていても全然まっすぐではないことはショックでした。まっすぐ立つという一つの動作でさえままならない。普段、それほど身体との会話ができていないということを感じる場面でした。自分が経験してきた受験勉強の弊害の一つに「決められた答えだけを求める」ということがあると思います。行動して試行錯誤し深さを追求することよりも、バーチャルな知識として、まず答えを求めてしまう。身体を離れ、頭の中だけで理屈をつくってしまう。そういった癖が間違いなくあります。自ら考え、自ら行動する。これが今の自分の一番の課題だと感じています。この地球に生かされている自分を、どう活かすか。間違いを恐れて、誰かの作った答えの真似をするのではなく、自分自身の花をどう咲かすか。精神論ではなく、具体的な一歩を踏み出して、昨日より今日、今日より明日という新しい自分を発見し変化していくことが、宇城先生のご指導に報いることだと感じます。身体との会話を通して心の声に素直に従う自分をつくっていきたいです。

最後になりますが、全国の道塾生の皆さんとの絆が年々強くなっていることを感じ、大変嬉しく、心強く感じています。それぞれのフィールドで日々奮闘、ご活躍されている皆さんから大いに刺激を受け、負けていられないな、という発奮材料になりました。このようなご縁、機会をいただき感謝しております。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

●福島 公務員 49歳 男性 HO

本当に楽しく熱く素晴らしい合宿でした。 宇城先生に学べることがどれだけ貴重な事か、仲間がいてくれることがどれほど心強いことか、本当にありがたく身に染みて感じました。

私は検証の「できる・できない」に拘っていました。できて喜び、できなくて悲しむ。なんと自己中心的で、低レベルな悩みだったことか。できても裏がある、更に高いレベルがある、更に更に深いレベルがある。そんな世界はずっと前から宇城先生が示しておられたことなのに、ようやく腑に落ちました。

意識で理解することのなんとレベルの浅いことか! きっと私はこれから幾度も幾度も同じ経験をしていくのだと思います。

宇城先生を追いかけて、追いかけて、先生の成長スピードに引き離されるばかりですが、宇城先生を追いかけることは、宇城先生の生きざまを追いかけることであり、宇城先生を真似ることだと思います。宇城先生のレベルには決して到達できませんが、今のこの腐った世の中では、その道を進もうとする者のスピードは早く、高い次元に昇華されていると思います。我々の世代が1.5倍のスピードなら、我々の子どもは2倍、孫は3倍以上と加速して変化していくと思います。

この世界の構造に真っ正面から立ち向かうのは格好いいかもしれませんが、それは変えられないという結果を無意識で解っていながらのパフォーマンス。そんなことより、我々自身が幸せになって、それを拡げ、繋げて行くことが大切だと思いました。

この世界の理(ことわり)から見れば、人間世界のなんと儚く浅はかなことか。地球の表面で遊ばされているだけという言葉がぴったりきます。しかし、それでも人が生かされている理由(わけ)を考えたとき、こんな破壊と争いだけで自滅するために生かされてきたはずはないと思います。地上に住んでいたカバが海に入りクジラになったように、生命体としての必要性を身体で感じれば変化していくと信じています。

今を真剣に生き、未来を変える。この小さな小さな繰返しが人という種の未来を変えることに繋がると思います。その思いを共有する仲間がいてくれることを心強く思うと共に、その中心であり、道を示してくれる宇城先生の存在が本当にありがたいです。

師を映して今を生きます。ありがとうございました。

◆2019年宇城道塾 受講申込受付中

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