山元 加津子(作家)
山元 加津子(作家)
私は決して誰かを責めるのではなく、
『ここに真実があって、ここに純粋な真っ直ぐなものがありますよ』ということが、
人を動かし感動させ、そして世の中を変えていくと思っているんです。(山元)
魅力ある人というのは、ぶれない人、嘘を言わない、裏切らない、そして愛をもった人です。
それが人を引き付ける魅力だと思うんですね。
ですからそういう人の言葉は広がっていくと思うんですね。(宇城)
特別支援学校で、長年教員として子供たちが示す人間の真実を見つめてきた山元加津子さん。現在は、植物状態と言われる人も回復する方法があることや、思いを伝える方法があることを、新しい"常識″にすべく精力的な活動を展開している。
一方、人間の潜在能力を、客観性、再現性、普遍性をもって科学的に実証する宇城憲治氏は、能力の発揮を妨げている現在の常識の壁を越えてこそ、人間としての本質的な生き方を取り戻し、未来に生きる子供たちを幸せにすることができると語る。
今最も求められているのは、私たちが「人間として生まれた意味」に自ら気づき、一人ひとりがぶれずに真実を映していける大人となることではないか。両氏の対話が問いかけるのは、待ったなしの課題であった。
やまもと かつこ
石川県金沢市生まれ。国立富山大学理学部卒業。長年、特別支援学校の教員を勤める。
「すべてのことは、いつか良い日のためにある」を信条に、文筆、講演、絵、写真と、幅広い表現活動を行なっている。 現在、植物状態と思われる人も回復する方法があり、思いを伝える方法があることを伝える「白雪姫プロジェクト」を推進中。
著書に『手をつなげばあたたかい』(サンマーク出版)『本当のことだから』『ゆうきくんの海』『宇宙の約束』『宇宙は、今日も私を愛してくれる』(すべて三五館)ほか多数。
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