第二回大分空手セミナーが開催されました
去る4月23日(土)、第二回大分空手セミナーが開催されました。 当日は、小学生から高校生までの子供60名を含む83名が参加、稽古では、基本と3本移動、サンチンの型、ナイファンチン型、分解組手と、さらには、各種、「気」の検証が行なわれました。
真剣に聞き入る子供たち
全体でのサンチン
第二回大分空手セミナー 集合写真
■(会社員 46歳 S.I) 会場に先生が入ってこられた瞬間とても大きく見えました。そして様々な検証をして頂き、気を通して出来なかった事が出来たり、驚きの連続でした。基本稽古をしましたが、やっていく中で自分が全く出来ていないと痛感いたしました。また、約束組手のご指導の時先生が見せてくださり、「優しくすると技がかかる」という動きの鮮やかで美しい動きに、ただただ見とれてしまいました。もう一つ、先生に教えて頂く子供たちの笑顔や目の輝きを見て、親がしっかりしなくてはいけないと教えて頂きました。 ■(会社員 49歳 K.N) 時間や空間そして人間、間と間「あいだ」についての意味が凄く分かりやすく頭に入って来ました。間とは相手との間合いで有り、その空間は自分の思いの深さで変わる事。そして、自分の立ち位置の違いでその空間は間からあいだに変わったり、何も考えない事でその空間に変化は無く、相手の攻撃を交わす事も先を取る事も受ける事も出来ない事が分かりました。間とは「立ち位置、形、相手への思いの深さ」で、強くも弱くもなる事に改めて気付かされました。 ■(会社員 44歳 K.M) 宇城先生が体育館に入られるまでの子供たちの雰囲気は、私が今まで見たことのない、感じたことのないとても不思議な雰囲気・空間でした。ピリピリ緊張しているわけでもなく、かと言ってダラダラ好き勝手しているわけでもない、皆の意識が纏まったような、ワクワクしつつも落ち着いた感じでとても不思議な感じでした。そして、宇城先生が体育館に入って来られたらその感覚が一気に膨らみつつも、もっと大きな何かで包まれているような感覚でした。 その時「あぁこれが調和なのかも」と思いました。 子供たちの宇城先生を見る期待の眼差し、痛いとわかっていても、そこに何か自然と引き寄せられる、自分もやってもらいたいと思わせる宇城先生の御指導。また「出来なかった事」を「出来る」という体験をさせて頂き、子供たちは自分にも出来るんだ!という自信がついたと思います。 ■(10歳 K.Y) 僕は第2回目のセミナーで空手はこんなに凄いのかと思い驚きました。 人間の意味が一番頭に残りました。人が困っている時はあいだでは無く間を取ってあげる事が大切だと思いました。5・6人の大人にしがみ付かれたまま前に行く検証では普通は出来ないのに宇城先生の教えてくれた間を取ると出来て驚きました。そして今日、教えて貰った事は稽古の時や日常生活に活かしていこうと思いました。 ■(13歳 S.N) 僕は宇城先生の間と言う言葉が凄く印象に残りました。気持ちや歩幅、立ち位置で凄い力を出す事が出来てビックリしました。他にも宇城先生が大人の人を倒して、倒した相手を触れていないのにその人の体が固まって動けなくなったり立てなくなって不思議だなと思いしました。とても良い経験が出来て良かったです。 ■(14歳 H.N) 私は今回の稽古で人と人との間について学ぶ事ができ、それについて深く考えるようになりました。「人間」は間という事を聞き、「間抜け」という言葉は人と人との間がないということなんじゃないか、などと考えました。自分では困っていそうな人に声をかけているつもりでしたが、周囲の人数が多い場では「誰かが声をかけるかも」と引いて「ま」ではなく、「あいだ」を作っていることに気づきました。私にはいきなり凄いこと等することはできませんが、困っていそうな人を助けるお手伝いなどはできることに気づけました。宇城先生から学ばせていただいたことで、私は自分が変わって周りを助けようと思えるようになりました。
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