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菅原 文太(映画俳優)



菅原文太

菅原 文太(映画俳優)

稲刈りした後の田んぼはかっこうの遊び場だった。

4つ5つの子が泥だらけになって、足にでかいヒルが3匹4匹ついていても平気でね。

そういう時代をもう一度取り戻すべきなんだ。

日本は一度滅びたほうがいいかもしれない。

そしてそこから立ち上がれる人が立ち上がるべき――そう語るのは、1970年代の大ヒット映画「仁義なき戦い」や「トラック野郎」で一世を風靡した俳優菅原文太氏だ。

5年前より山梨県で農業を始め、食を通して、日本の未来といのちを見つめ続けきた。

福島第一原発事故後の魂の抜けたかのような日本で、「仁義あり戦い」をいどみ続ける菅原氏が語る、日本の未来、再生とは。


佐藤芳之
 

すがわらぶんた

昭和8年宮城県仙台生まれ。仙台第一高校卒。早稲田大学中退後、スカウトされ映画俳優に。

昭和48年(1973年)に始まった主演映画『仁義なき戦い』シリーズや「トラック野郎」が大ヒッし、映画界を代表する大スターに。平成21年(2009年)、株式会社竜土自然農園を設立し、山梨県で無農薬・有機野菜の栽培に取り組むなど、積極的に社会問題に対し発言している。

著書に、対談集『ほとんど人力』(小学館)

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