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宇城憲治塾長による巻頭対談が季刊『 道』(どう)に毎号掲載
これまで、技術者、物理学者、医者、バイオリニスト、教育者、農家、大学教授、映画監督、人間国宝、作家、パイロット、政治家、舞踊家、プロ野球選手、写真家、武道家、特攻隊員、俳優、歌手など、あらゆるジャンルの方々と対談しています。
対談は各掲載号をお求めの上お読みください。
ほぼ日代表 糸井 重里
70年代にコピーライターとしてデビューして以来、誰もが知る数々のコピーを大ヒットさせ、作詞やゲーム制作など多岐にわたる分野でも活躍してきた糸井重里氏。 2017年にはウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営する株式会社ほぼ日の上場を果たし、「ほぼ日手帳」をはじめ、「人に会お...
総合地球環境学研究所所長/霊長類学・人類学者 山極 壽一
40年以上ゴリラ研究に携わり、その第一人者として、また霊長類学者として、ゴリラ社会のあり方から人間のあるべき姿を見つめてきた山極壽一先生。長年の観察研究で気づかされたことは、ゴリラの中に見る、人との共通祖先の姿にこそ、本来の人間らしさがあるのではないかということだ。終わりの...
作家・スポーツライター 小林 信也
作家・スポーツライター、またコメンテーターとして様々なメディアで活躍する小林信也氏。小学生で野球に魅了され、高校時代は投手として新潟県大会で優勝も経験。社会に出てからは少年野球監督として多くの子供たちの成長を見守ってきた。長年、スポーツの素晴らしさだけでなく、不祥事や金銭ト...
森の哲人・オークヴィレッジ創設者 稲本 正
森の哲人・オークヴィレッジ創設者 稲本 正 デカルトによる身体と精神を分離する心身二元論をルーツに始まった近代合理主義は、その後ニュートン、ダーウィンなどに引き継がれ現在に至っているが、その要素還元的な思考は、生命などのように機械的に分析できないものの全体像をかえって見えな...
北里大学特別栄誉教授 2015年ノーベル生理学・医学賞受賞 大村智
北里大学特別栄誉教授 2015年ノーベル生理学・医学賞受賞 大村智 土の中の微生物が生産するエバーメクチンから開発されたイベルメクチンは、寄生虫による感染症にかかったアフリカの何億人という人の命を救ってきた。その薬の発見・開発の功績で2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞...
大阪産業大学野球部監督 宮崎 正志
大阪産業大学野球部監督 宮崎 正志 高校の野球部コーチ、監督を長年務めたのち、2002年より大阪産業大学野球部コーチ・監督として20年以上学生指導にかかわってきた宮崎正志氏。 2004年、宇城憲治氏を師と仰いでからは、スポーツのあり方を根本的に見つめ直し、勝ち負けではなく、...
宮大工棟梁 小川 三夫
宮大工棟梁 小川三夫 技を伝え人を育てた宮大工・西岡常一棟梁のもとで法輪寺や薬師寺の再建を担った小川三夫氏。独立後は鵤工舎での設計施工で130寺社を超える実績を持つ。 氏の著書『棟梁』には、そうした鵤工舎の偉業の礎の第一歩は集団生活にあり、そのなかで弟子たちが宮大工としての...
写真家・ネイチャーガイド 安藤 誠
写真家・ネイチャーガイド 安藤 誠 人と比べたり、人より上か下かというふうに 育ってきている今の子供たちに、 「今のままでいいんだ」ってことを 肯定させるためにも、自然の世界や森を見せて、 その中に優劣があるかどうかを 見せていくことが大事だと思っています。...
ケニア・ナッツ・カンパニー創業者 佐藤 芳之
ケニア・ナッツ・カンパニー創業者 佐藤 芳之 日本の戦後の時代を経て、 1963年に僕はもうひとつ未開の地、アフリカに飛んでいった。 以来いろいろ開発してきましたが、いつも不満足なんです。 ずっと開発途上なんですよ。 私はいつもそういう未完成、...
医学博士・池川クリニック院長 池川 明
医学博士・池川クリニック院長 池川 明 命を授かったということは奇跡みたいなもの。 お父さんお母さんが一緒になったから 妊娠するという単純なものではなくて、 すごい命のやり取りの中で最後に命を吹き込まないといけない。 これが多分、エネルギーだと思うのです。...
中部大学名誉教授 辻本雅史
中部大学フェロー 京都大学名誉教授/中部大学名誉教授 辻本 雅史 長い日本の歴史のなかで、 100年余り前までは学校へ行かないのが普通だったと考えたなら、 今の学校教育が当たり前だと思う理由はひとつもないのです。 今の教育を当たり前だと思わずに、...
書家/芸術家 紫 舟
書家/芸術家 紫 舟 「書を飾るだけで、 その言葉の恩恵があふれ出たり、 人生を導いたり、人を癒したり。 そのようなエネルギーが宿る作品を作りたい」 (紫舟) 日本の伝統的な書を、紙だけではなく彫刻やデジタルなど、様々な形のアートとして昇華させ世界に発信している紫舟さん。受...
元ソニー上席常務 天外伺朗
元ソニー上席常務・天外塾主宰 天外伺朗 「無分別智」とは、一切の境目がなく、 あらゆることが融合し、 二元性が溶け込んでしまう世界。 「正しい」と「誤り」の区別がないので、 サイエンスは手も足も出なくなるのです。(天外)...
版画家 名嘉睦稔
版画家 名嘉睦稔 「 描いている切っ先から絵が生まれてくる感覚なのです。 描いているというより、絵の世界で泳いでいるような。 だから周りはすべて見えているのです」(名嘉) 沖縄の島・伊是名で生まれた名嘉睦稔さん。その版画制作は実にダイナミックだ。...
漫画家 美内すずえ
漫画家 美内すずえ 「 私が見た未来では、人類の意識が高次に進化していて 個人の所有欲がない。物欲がないので、価値観が全く違う。 社会は貨幣経済ではなく、違う価値観で動いている。 好きなことを仕事にし、みんながみんなの役に立っている。...
写真家 野村哲也
写真家 野村哲也 「 10代、20代の頃は、 写真家というのはひたすらシャッターチャンスを 待たなければいけないと思い込んでいました。 でも30代、40代になり、 僕にとって最良の状態、必要なものを見せてくれるのが 『自然』なのだと教わりました」(野村)...
スカイラインGTーR チューニングスペシャリスト 内永 豊
スカイラインGTーR チューニングスペシャリスト 緑整備センター 代表 内永 豊 「 整備というのは“整えて備える”ということ。 ただ修理するのではなくて、 整えて備えるというのが、うちの趣旨なんです。 すなわち、車両の性能を最大限に発揮できるようにするということで...
カッシャイ・ラヨシュ(ハンガリー騎射の名手)
ハンガリー騎射(乗馬アーチェリー)の名手 カッシャイ・ラヨシュ 「 乗馬アーチェリーはあくまでもゴールではなく、 私の人生において、なくてはならないものです。 自分の成長のため、 先祖から受け継いだものを 継承するためのものだと思っています。 」(カッシャイ)...
白鵬(第69代横綱)
第69代横綱 白 鵬 「人間にはそれぞれ器があるという話がありますが、 僕の器にはまだまだ水が入っていく。 だから先祖様、両親というもの、そういう何か目に見えないものに 自分は守られているのかなと思うようになりました」(白鵬)...
汐見稔幸(東京大学名誉教授)
汐見稔幸(東大名誉教授) 「身体で分かる」ということが長い歴史の中で一番大事なこととされてきたのに、 いつの間にか身体と切り離した「知性」を「聖地」にすれば人間は幸せになるし、 世の中は良くなるというふうに考えるようになった。...
三枝成彰(作曲家)
三枝成彰(作曲家) 戦争とは何か。そしてそこに現実としてつきつけられた特攻の生と死。 そこには、「人間とは何か」「生きるとは何か」という問いと答えのすべてが 詰まっているように思うのです。(宇城) 特攻の姿をテーマに書いたのは 原点に理不尽があるからです。...
三枝成彰(作曲家)
三枝成彰(作曲家) 戦争とは何か。そしてそこに現実としてつきつけられた特攻の生と死。 そこには、「人間とは何か」「生きるとは何か」という問いと答えのすべてが 詰まっているように思うのです。(宇城) 特攻の姿をテーマに書いたのは 原点に理不尽があるからです。 ...
アミット・ゴスワミ(量子物理学者)
アミット・ゴスワミ 量子物理学者/量子活動家 これまでの科学は、 力でエネルギーを加えて変えるというニュートン的な考え方でした。 これに対し量子力学の考え方は、相手に対し力を加えるのではなく、 相手が変わるように働きかける、説得する、話し合い協力し合うことを...
アミット・ゴスワミ(量子物理学者)
アミット・ゴスワミ 量子物理学者/量子活動家 これまでの科学は、 力でエネルギーを加えて変えるというニュートン的な考え方でした。 これに対し量子力学の考え方は、相手に対し力を加えるのではなく、 相手が変わるように働きかける、説得する、話し合い協力し合うことを ...
木暮浩明(伊藤忠商事理事)
木暮浩明(伊藤忠商事理事・日本合気道協会顧問) 武道では、戦い終わって礼を交わしたらもう勝ちも負けもない。 日本は全力で戦って負けたのだから、これは誇るべきだと思うんです。 いつまでも負け犬根性を持っていてはいけないと思いますね。...
〈特別インタビュー〉アグネス・チャン
アグネス・チャン (歌手・エッセイスト・教育学博士) アメリカの大学が求めている人間というのは、 「今までにない人材」というところだと思うのです。 実績、成績はもちろんですが、 「この子が20年後どういう人間になるのだろう」 ...
三浦雄一郎(プロスキーヤー 冒険家)
三浦雄一郎(プロスキーヤー 冒険家) 人間というのは、その時に不可能だと思っても、 あるいは周りが駄目だと言っても、 自分で「できる、やるんだ」という意志があれば、 できるのだな、と思うんです。 富士山直滑降やエベレスト滑降、さらには世界七大陸最高峰からの滑降など、20代か...
松田次泰(刀匠)
松田次泰(刀匠) 紙の裏表があるように、成功するかどうかは紙一重なんですよ。 この紙一重をほとんどの人が失敗のほうにいく。 大切なのはその人がどれだけの事をやってきたかなんです。 テクニックだけでやっていると、絶対にできる方向にはいかないんです。...
金澤泰子(書家)
金澤泰子(書家) 翔子はいつも一人で何百人もの人を湧かせたり、 不思議な力があるなと思っていたんですが、 アインシュタインの有名なE=mc2の数式が 愛の数式であるというのを宇城先生の本で知って、 何人でも何千人でも湧かせてしまう翔子の得体の知れない力に納得したんです。...
岩井 喜代仁(茨城ダルク代表)
岩井 喜代仁(薬物依存回復施設 茨城ダルク代表) 自分の信念の中で破ってはならないものがある。それを教えられたのがこの25年です。 それは正直に生きる大切さです どう考えても病んでいる子たちを捨てる、手放すことができなくて。...
増川 いづみ(バイオ電子工学博士)
増川 いづみ(バイオ電子工学博士) 臓器から細胞まで、固有の周波数でできているわたしたち生命体は、 音(振動)による周波数の調整で、 さまざまな身体の不調の改善を図ることができるのです。 MITで量子力学を学び、水の研究はもとより、波動、周波数、電磁波、生命体など、宇宙エネ...
緒方 孝市(広島東洋カープ監督)
緒方 孝市(広島東洋カープ監督) 勝とうが負けようが関係なく、今日一日、自分の野球ができたな、と。 できなかったら『なぜできなかったのか』と、それを一日一日積み重ねていったのです。 そうしたら選手がグラウンドで結果を出してくれたのです。...
中村 桂子(JT生命誌研究館館長)
中村 桂子(JT生命誌研究館館長) 今大事なことは子供を信じること。 子供がすごいという感覚を大人がもつと、世の中が変わると思うんですね。 生き物の多様性やその歴史を研究するために、1993年に設立されたJT生命誌研究館。...
今井通子(登山家・医学博士)
今井通子(登山家・医学博士) 一歩先に出たら分からないものに対する対応能力。 冒険心、探検心、発展的にものを考える心を育てるには、これはもう自然の中が一番。 雨が降るかと思えば、かんかん照りになったり、水が流れたと思えば埃だらけになったり、 自然はいろいろですものね。...
三遊亭歌之介(落語家)
三遊亭歌之介(落語家) いいことをすれば返ってくるんだなって。 天も見ているんだなと思いました。 古典落語と新作落語の両方をこなし、新作落語では、両親の離婚で祖母に預けられ辛く貧しかった子ども時代のことをも題材にして明るく笑い飛ばす。阪神・淡路大震災の時には、鹿児島弁の落語...
山元 加津子(作家)
山元 加津子(作家) 私は決して誰かを責めるのではなく、 『ここに真実があって、ここに純粋な真っ直ぐなものがありますよ』ということが、 人を動かし感動させ、そして世の中を変えていくと思っているんです。(山元) 魅力ある人というのは、ぶれない人、嘘を言わない、裏切らない、そし...
村上 和雄(筑波大学名誉教授)
村上 和雄(筑波大学名誉教授) 私DNAは生命の設計図ではなく、身体の設計図にすぎないのです。 設計図だけでは家は立たない、道具が要る、エネルギーが要る。 命の設計図は誰が書いたのか。わかっていないんです。 真の製作者はDNAや脳ではなく、大自然の偉大な働き、...
野中 ともよ(ジャーナリスト)
野中 ともよ(NPOガイア・イニシァティブ 代表 元三洋電機株式会社代表取締役会長 ジャーナリスト) 今、日本だけでなく地球全体が直面するあらゆる課題に対する答え、 それは人間力を飛躍的に向上させること。 なぜならすべての課題の根底に関わっているのが我々人間だからだ。...
畠山 重篤(NPO法人 森は海の恋人 代表)
畠山 重篤(NPO法人 森は海の恋人 代表) 人間の意識が変わらなければ、環境は変わりません。 山に樹を植えるだけではなく、人の心にどうやって樹を植えていくか、これに尽きるのです。 牡蠣の養殖を営んでいた畠山さんが、汚れていく海に危機感を覚え、直観的に始めたのが、漁師が山に...
中村 修二(2014年ノーベル物理学賞受賞)
中村修二(2014年ノーベル物理学賞受賞 カリフォルニア大学教授) 天体望遠鏡があるから遠い星雲が生まれたのではありません。 万有引力のニュートン力学があるからリンゴが落ちるのではないのです。 つまり、科学というのは、自然の姿、実態を、人間にわかりやすく...
佐藤 芳之(実業家)
佐藤芳之(実業家 ケニア・ナッツ・カンパニー創業者) まず行動すること。歩くこと。一歩出ること。 人間は動物です。動物は動くものです。 生きているものは動いてエネルギーを出すものなのです。 アフリカの大地に足を踏み入れてから50年、様々な紆余曲折を経て、1974年に企業した...
岩崎 雅典(映画監督)
岩崎 雅典(映画監督) 何が起こったか分からないし、何がこれから出てくるか分からない。 僕としては分からないから撮り続けていくという姿勢なんです。 それは福島でも同じです。 テレビ作品「生きもの地球紀行」や「地球!ふしぎ大自然」(NHK)、「野生の王国」(毎日)など、動物の...
菅原 文太(映画俳優)
菅原 文太(映画俳優) 稲刈りした後の田んぼはかっこうの遊び場だった。 4つ5つの子が泥だらけになって、足にでかいヒルが3匹4匹ついていても平気でね。 そういう時代をもう一度取り戻すべきなんだ。 日本は一度滅びたほうがいいかもしれない。...
杉江 弘(元JAL機長)
杉江 弘(元JAL機長) マニュアルでは想定しない事故、 それを切り抜ける技術と精神力を身につけるのが 本当のプロフェッショナルです。 長年国際パイロットとして50カ国以上を訪問し、総飛行時間2万1千時間という世界記録を持つ杉江弘氏。航空業界のあり方にとどまらず、海外との文...
金 昴先(舞踊家 住職)
金昴先(韓国伝統舞踊 人間国宝後継者 四国八十八箇所霊場 第十三番札所「大日寺」住職) 『どうやって世界を平和にできるのか』を考え続け、わかったことがあります。 それは『日本が頑張ったら世界の平和が実現する』ということです。...
木村 秋則(リンゴ農家)
木村 秋則(リンゴ農家) 道はいくらでもあるけど、自分が欲に走ったら、細い道を行く。 みんなのために走ったら、広い道になると思うんです。 そんな大勢の人が歩く道を残していきたい。 絶対不可能とされていたリンゴの無農薬、無肥料による自然栽培を成功させることで、未知なる道を切り...
美輪 明宏(歌手・俳優)
美輪 明宏(歌手・俳優) 「心」と「気」で悟る、人間の真実。 見えない世界を観る。 世代を超えて多くの若者の心を激しくゆさぶった「ヨイトマケの唄」。従軍慰安婦の悲しみを歌った「祖国と女達」。貧しさや戦争がもたらす人間の醜さ弱さそしてやさしさを、つぶさに見てきた美輪氏だからこ...
よしだ みどり(作家・画家)
よしだ みどり(作家・画家) 松陰に出会ったとたんに 人が変わり、走り出す。 その教育の根本は、共に学ぶという 謙虚なあり方にあったのだと思います。 作家であり画家のよしだみどりさんは、イギリスの文豪スティーヴンスンが、吉田松陰について「生きる力を与えてくれた日本の英雄...
大工 哲弘(八重山民謡 第一人者)
大工 哲弘(八重山民謡 第一人者) 沖縄の八重山の人たちは苦しい時こそ歌で自らを勇気づけてきました。 八重山の人たちが立ち直ってきた背景に芸能があったということ。 そういう歴史を東北の皆さんにも知ってほしいと思うのです。...
小久保 裕紀(福岡ソフトバンクホークス)
小久保 裕紀(福岡ソフトバンクホークス) 誰かに言われるからとか監督が見ているからではなく、決めたことは自分でする。 その当たり前のことを積み重ねてきました。 昨年のプロ野球史上16人目の通算400本に続き、今年6月24日、通算2000本安打を見事達成した小久保裕紀選手...
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